たまにご利用いただいている50代、女性のお客様。
仕事がら手先を酷使します。
5月に左手の小指と中指がばね指になり、整形外科で注射をしてもらいました。
その時には良くなったがしばらくして再発。その場しのぎであったことを痛感したそうです。
ステロイドになるために注射は3回しかできないとのこと。
それでもダメな時には手術と言われたようです。
すごく痛い注射の為、2回目は躊躇して、負担のかかる仕事はやめてしまったそうです。
その後、別のことで右手も酷使し最近親指が腱鞘炎になってしまったとのこと。(病院で検査済)
今回は腱鞘炎の方がつらいということでした。
さっそく診させてもらうとばね指の方は小指はほとんど症状がなくなっており、中指もポキンと鳴るだけで痛みは伴わないようです。
動体療法は痛みの消失、緩和を目的としますのでばね指に関しては様子見とさせていただきました。
腱鞘炎のほうですが指をそらせる動作が痛いようで、真っ直ぐにできないようです。
施術開始5分ほどで痛みを伴わず動かせるまでになりました。
ただこれで腱鞘炎が治ったわけではありません。
残った時間で全体をほぐし、再度動作確認するとまだ少し痛みがでるようですが、あるポイントを押さえることで自分でも簡単に痛みを消すことができます。
これを普段やってもらいながら生活することで早期に改善できるでしょう。
何もわからず家でじっと治るのを待っているより、このように自分でもできる自宅ケアのアドバイスができる場合がありますので一人で悩まずに気軽にここあんに相談してみてください。